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京都の芸妓さん& 女の獅子 & お姫様 そして 女装男子 !!

 

歌舞伎座の舞台も中日を過ぎました。

なんだかあっという間な気がします。

歌舞伎座 で「 帯 屋 」をやっているんだ!!という実感が、

喜びから緊張となり、時には不安になったり、楽しさになったり、

そこから役を練り直し練り直し・・・・・

 

染五郎さんとご一緒させていただいている楽屋も楽しく!!

楽屋でお話しているうちに生まれる雰囲気が、

自然と 長吉  VS  儀兵衛 のその日その場で生まれる波風のような空気に変わっているような!!

ドキドキ、ワクワク やっております。

 

そして何と言っても、

毎日お半で引っ込んだ後に揚幕から見ている 祖父・藤十郎 の 舞台 から目が離せません。

よく祖父に「 気持ちがあればどうやってもいいんだよ 」と言われますが、

正にそれを体現しいている、お手本の舞台。

ここぞとばかりに!!

芸を盗みに盗んでおります (^ ^)

 

さて、そんな中、

明治座 五月花形歌舞伎 」に向けても動き出しております!!

来月は新作 の中でゼロから創作する役もあるので^^

衣裳さんや床山さんと相談しながら 衣裳 と 鬘 に大いに工夫を凝らしていきます!!

お楽しみに (^。^) /

 

久しぶりに 網の鬘 をかぶれる^^

はんなりとした 京の芸妓 を目指します!!

 

母獅子 は2回目!!

親子の情愛を見せつつも、

しっかりと 女獅子 というものを意識したいなと思っています!!

 

そして 夜の部「 南総里見八犬伝 」では 2役 !!

伏姫 は儚い姫の運命を描き出したく台本を読み込んでいます。

さらに!!

犬坂毛野 ってどんな人物なんだろうか?

たぶん・・・・・女に化けたりするのだからコスプレ好きだと思う!!

ストーリーに触れる場面は少ないですが 扮装 で役を深めていく!!

 

今回のこの 明治座の公演の特徴 は、

何と言っても!!

昼の部夜の部お話の始まりと終わりをしっかりと見てもらえる こと^^

 

NOT みどり狂言 なので!!

初めて観る方にも 見やすい狂言立て  になっているかと思います!!

チケット代 も普段の歌舞伎公演に比べたら お手頃 です^^

この機会に歌舞伎に触れてもらいたい!!

 

よく観られるという方も!!

初めて歌舞伎として上演される「 月形半平太 」、

新演出で上演する「 南総里見八犬伝 」は見応え十分です!!

 

しっかりと 舞台作品・演劇 を観に来てもらえる作品。

堪能していただきたいです (^。^)/

 

公演をやりながらも次の公演のことを考える。

歌舞伎役者の性ですが、、

そんなバタバタな生活が楽しくてたまらない今日この頃なのでした^^

 

 

 

 

 

 

 

KABUKI KOOL !! 第4シーズン スタート (^。^) /

 

2年前から進行役を勤めさせていただいている、

KABUKI KOOL 」が  第4シーズン に入りました!!

 

染五郎さんが始められたこの番組、

お兄さんから引き継いで、3年目に入れたことに感謝です^^

 

毎回、様々な視点から歌舞伎を紹介しているこの番組!!

4シーズン目 は、より着眼点をピンポイントに絞り、

深く歌舞伎の魅力を海外に発信していこうと試みております^^

 

海外向け!! とは言うものの、、

日本の歌舞伎ファンの方にも勿論楽しんでいただけるプログラムになっていますし、

「 歌舞伎を見たことない・・・・・ 」

「 これから歌舞伎のことを色々知ってみたい!! 」

という方にはジャストミートな 歌舞伎入門番組 だと思います!!

 

普通の地上波のテレビ番組とは、

ちょっと視聴方法が異なりますが!!

様々な視聴手段がありますので、

詳しくはこちらをご覧ください!!

↓↓

視 聴 方 法

 

海外に出張に出かけた知り合いや友人から、

「 海外でNHKつけたら、いきなり出てきてビックリしたよ!! 」

とか連絡をもらったりしておりますが・・・・・ ( 笑 )

 

日本のホテルでも、

海外の方向けに NHK ワールドを入れているところでは、

視聴可能のようです^^

 

 

 

そして!!

昨日より、いよいよスタートしました^^

桂川連理柵 〜 帯 屋 〜 」!!

初日、今日と2日の舞台を後にしても、

歌舞伎座の舞台の大きさ、

歌舞伎座で 役をやる ことに未だドキドキですが、

いい緊張感の中で、しっかりと創り込み、自然な ” ヨタ ” を生み出す!!

 

詳しくは1つ前のBlog記事をご覧ください^^

 

 

 

さらに!!

新年度から 総選挙上位5匹のメンバーで挑む、

らむ之助オフィシャルブログ 『 僕、らむ。 』

 

元気に、客観的に、壱太郎の日常を眺めていくと思うので・・・・・(笑)

こちらも合わせてよろしくお願いいたします^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月2日 〜 26日 歌舞伎座 に 上方の風を ^^

北京公演・・・・・

色々あったけれども~

ホテルが素敵で、あと食べ物が美味しかったから良しとしよう^^

 

 

帰国後からはバタバタ、バタバタ・・・・・

いつもの動き廻る日々が戻ってきました (^。^)/

 

 

さて!!

※ 先に伝えておくと・・・・・今日のBlog、めっちゃ長いです ( 笑 )

 

 

近づいてまいりました。

四月大歌舞伎 〜 「 帯 屋 」の舞台が!!

 

歌舞伎座で祖父と共に出し物をさせていただける幸せを噛み締め、

ここぞ勝負!!

気負い過ぎず、上方色全開 !!

2役 を演じます!!

 

僕がやるのは、

丁稚  」 と 「 幼き少女

 

ここで!!

【 歌舞伎あるある 】

ジャジャン!! ( SE in )

~ 「 お話が途中から始まってよく分からない!!」 ~

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全部で9場もあるお芝居なのに・・・・・

その8場だけやられても、そりゃ人物関係とかお話の筋とか分からないよね!!

当たり前です。

13話完結の連ドラを10話から見たって「 ? 」マークだらけになることでしょう。

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「 帯屋 」の一幕もこの部類に入ります。

なので、今日は簡潔に「 帯屋 」の本外題となっている、

桂川連理柵 」のお芝居の全貌を壱太郎なりの解釈でご説明しようと思います^^

 

 

~ 「 桂川連理柵 」 ~

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まずもって、

これから話す内容は、

※ 昭和44年5月 国立劇場上演時の台本を参考にしていることご承知置きください。

 

この「 桂川連理柵 ( かつらがわれんりのしがらみ ) 」は、

大きく2つのパートに分けることが出来ます。

上の巻は「おかん長三郎」 ( 第1場 ~ 第4場 )

下の巻は「お半長右衛門」 ( 第5場 ~ 第9場 )

 

歌舞伎ではよく芝居の外題を通称で呼びますが、

そんな時、主人公となるカップルの名前で呼ぶことが多いのです!!

梅川忠兵衛、お初徳兵衛、おさん茂兵衛、などなど・・・・・

なぜか女子が先!!(笑)

「 ちえねね 」!! の順番ではない ^^

( ※ 分かる人だけに分かる脱線 )

 

このお芝居、上・下で主人公のカップルが違うんですね!!

 

しかし!!

上の巻の長三郎と下の巻の長右衛門は同じ人物なのです!!

上の巻と下の巻の間には15年の月日が流れていることになっております。

 

「 帯屋 」を深く知っていただくためには、

帯屋に至るまでの、

下の巻の第5場「 石部宿外れ茶店 」、

下の巻の第6場「 石部出刃屋 」、

下の巻の第7場「 六角堂 」、

この3つの場で起こった出来事、人間関係が分かればもうバッチリ!!

 

と言っても・・・・・

ほとんどの内容はちゃんと帯屋のお芝居の中で、

各々の台詞に含まれていたりするのですが~ (^ ^)

 

さぁ〜

物語を追っていきましょう!!

下の巻の第5場「 石部宿外れ茶店 」

この場は、

乳母 と 丁稚長吉 を供にお伊勢参りに出ていた 信濃屋お半 が下向道 ( 帰り道 )、

遠州( 遠江の国 : 今の静岡県の一部周辺 )への出張帰りの 帯屋長右衛門 と、

偶然に出会うという場面。

 

この2人、隣同士に住んでいて、

お半は長右衛門のことを「おじさん」と呼ぶほど気心知れている仲ですから、

一緒に京都まで帰りましょう!!となるわけです。

いたって普通の出来事です。

 

ところが・・・・・

次の 下の巻の第6場「 石部出刃屋 」で事件は起こります。

 

お半のお付きの丁稚の長吉が、

夜、お半が寝ているとちょっかいを出して来て、

あろうことか自分の奉公先の娘さんに、

「今宵はお半さんと一緒に寝る!!」と迫ってきたのです!!

長吉は日頃から、お半さんに惚れていたんですね~

 

これに困ったお半は、長右衛門の部屋に「おじさん助けて!!」と駆け込んできます。

そして、長吉が襲って来るのが怖いから、

「 今夜はここで一緒に寝させて 」と言うのです。

 

この時、

信濃屋お半、14歳。

帯屋長右衛門、38歳。

 

まだ子供のことだからひとつ布団で寝ても大事ないだろう・・・・・

そう思った長右衛門。

けれども、その考えが大きな過ちを起こす事になってしまうのです。

 

その先はご想像にお任せします・・・・・

 

その後、

お半と長右衛門は何事もなかったかのように京都に戻りました。

 

幾日か後のこと、

下の巻の第7場「 六角堂  」。

 

ここ六角堂にお百度参り・毎日お願い事をしに来ている女性がいました。

その人こそ、長右衛門の 女房 お絹  です。

 

今日もお参りしに来ていたその帰り道、

後ろから長右衛門の 弟 儀兵衛 が呼び止めます。

 

そして、何と、とんでもないものをお絹に見せつけるんですね!!

それは、「 長様参る、お半より 」という、お半から長右衛門に宛てた手紙!!

 

中身には、お半の長右衛門への思いがありありと綴られています。。

お絹は、まさかそんなことはないと思いながらも、ピンチ!!

「 その手紙を私に預けて欲しい 」とお絹が言うと、

儀兵衛はとんでもないことを言うんです!!

 

実はこの儀兵衛、前々からお絹に惚の字だったんですね~

良い仲になってくれるなら、この文のことは内緒にしておくと言い出すではないですか!!

 

● ( ※  難しい人物関係 !! ) ●

この儀兵衛は兄の長右衛門とは血を分けていない、

現在の二人の母親おとせの連れ子なんですよ!!

 ” 義母 “ とあるように、この後、帯屋に出て来る おとせ は、

繁齋 の後妻、長右衛門とは血も繋がっていなくて、元は帯屋に仕える女中という身分だったんです!!

それが立身出世して今の奥様の身分。

このおとせと儀兵衛の親子は密かに長右衛門をなんらかの罪に陥れて、

帯屋の家を乗っ取ろうと企んでいるんです!!

悪い親子だ!!

 

 

お絹はこの場逃れのためにいったんは飲み込んだふりをして、

儀兵衛から逃れます。

 

そこへ折よく丁稚の長吉が通りかかるではありませんか!!

お絹は機転を利かせて、

日頃から長吉がお半に惚れ込んでいることにつけ込み、

手紙の宛名にあった「 長様 」の「 長 」の字が「 長吉 」の 「 長 」の字と同じであることから、

うまく長吉を言い丸めて、もしもの時には自分が名乗って出るようにと、

長吉にお願い事をし2人はその場を去ります。

 

こんな2人の六角堂でのやりとりが分かると、

帯屋でのお絹と長吉の関係もハッキリとしてきますね!!

 

さて今度はそこへ、

お絹の 弟 才次郎 とその恋人の 芸妓 雪野 がやってきて、

雪野が百両という金で田舎に売り飛ばされてしまうという話になります。

 

雪野は、そんなことになるなら「 私は死ぬ!!」と言い始めます。

身請けしてやりたいにも、金の才覚のつかない才次郎は、

「 それなれば俺も死ぬ!! 」と心中を決意します。

 

そんな2人の話を立ち聞きしていたのは、長右衛門。

縁と繋がる才次郎をみすみす死なす訳にはいかないと、

自分がいま取りに行ってきて懐中していた百両の為替の金を、

すっかり2人のためにと才次郎に渡してしまいます。

 

このことが、

帯屋の場で、おとせが長右衛門を攻める良き材料となってしまう訳ですね~

 

この六角堂の場は、

才次郎と雪野の命が助かり目出たし目出たしとなりますが・・・・・

 

困ったのは長右衛門、

勢いで百両の金をあげてしまったものの、、

家にはとても帰りずらい状況です。

 

そんな思いが、

帯屋の場で花道から出て来る長右衛門の足取りにも現れてきます。

 

舞台は 下の巻の第8場 柳馬場 押小路 「 帯屋 」の場へと移って参ります。

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と、ここまでが、帯屋までの流れ!!

これで、4月の歌舞伎座、よりお芝居を深く楽しく見れるはず(^。^)/

 

東京では 17年 ぶりの上演

祖父との共演でお届けする 上方歌舞伎の傑作 !!

 

叔父の扇雀が側で支えてくれて、

上方歌舞伎を愛して下さっている染五郎さんが儀兵衛に出てくださり、

吉弥さんと寿治郎さんがワキを固めてくださる、

6人で挑むお芝居 

 

記念すべき舞台になると思います。

いま、嬉しくてたまりません。

その思いをちゃんとお芝居で表現できるように勤めます。

 

是非、4月の歌舞伎座

休み無く!!

2日~26日まで上演しております。

観に来て下さい^^